みなさん、こんにちは☺︎
先日、友人から中学生の職業アンケートに協力して欲しいと連絡がありました。
私は大学卒業後、OL、パティシエ、ボディーメイクトレーナー、スポーツ教室のアシスタント等、たくさんのお仕事に携わらせてもらっていました。
その中でも、今回はパティシエという職業について。
上記の通り、私は色んな仕事をしていた為、長く続けたものじゃないけど大丈夫??と心配になりましたが、その仕事と本気で向き合っていたなら大丈夫。と言われたので、協力することにしました。
4、5年前の当時の記憶を遡り、丸2日…。情熱を注ぎに注ぎ考えたので、その一部をご紹介したいと思います☺︎
①パティシエになったきっかけ
私が初めてパティシエになりたいと思ったのは小学生の時でした。幼少期から母親とおやつに簡単なお菓子を作って、食べることが大好きだったからです。
当時の文集にも “将来の夢はパティシエになって自分のお店を持つこと。” と書いたぐらい。
しかし、私は小学2年生からずっとスポーツをしていて、高校はスポーツ推薦枠で入学。高校の進路調査で担任の先生にパティシエになりたいです!というと、
「あなたはスポーツ選手としての道を極めなさい。パティシエはその後からでも遅くないから。」
と言われ、その結果スポーツを引退したのは26歳で、大学卒業後4年間OL生活と競技生活を送りながら、休日に趣味でお菓子作りをしていました。
引退したある日、現役時代にお世話になった方がお疲れ様会を開いてくださることになり、その方への手土産に、お気に入りだったお店のケーキを持っていきました。
すると、そのお店の社長さんと知り合いだということで、連絡をしてくれ、そこに社長さんが駆けつけてくれました。
社長さんと色んな話をしながら、実はパティシエになりたかったことを話すと、
「今からでも全然遅くないからうちで一緒に働かないか?」
と声をかけてもらい、工房見学に行った後、4年間勤めた会社を辞めてパティシエになることを決意しました。
②大変だったこと
私がその会社に入社した時は、本社の他に全国に4店舗あり、パティシエ(のちに私の師匠となった方)が1人で製造し、冷凍便にて各店舗に発送している状態でした。
入社してから、一つずつレシピや道具の名前等をノートにまとめ、師匠が次に必要な材料や道具をすぐに手渡せるよう、洗い物をしたり、冷蔵庫に取りに行ったりと、とにかく相手の動きを観察し、その都度何を求めているのかを考え、臨機応変に対応できるよう努めました。この時ほど、20年間のスポーツ経験が生かされた瞬間はありません。
作業の流れや工程が頭に入ってからは自分も作業を行いながらも、自然と動けるようになりましたが、慣れるまではとても大変でした。
また、店舗ごとに客層が異なるため、人気のメニューが違ったり、その日の天候によっても客足が左右されるので、大体の店舗ごとの発注の流れを掴むまでとても時間がかかりました。
各店舗からの大量発注が同じ日に被った時は、オープンも私達もフル稼働でした。
地獄は、繁忙期と言われるバレンタインやクリスマスなどのイベント行事や出展。
普段からある定番のメニューだけでなく、イベントごとにそのシーズンや企画に合わせた期間限定商品を試作して、大量生産するため、定番のものを作る量も前倒して増やし、できるだけスムーズに作業が進行するように努めましたが、徹夜しないと間に合わない時も多々ありました。
③やりがい
一番のやりがいはお客様から「美味しかったよ!ありがとう!」と言ってもらえることでした。
私の勤務先は本社内にある工房だったので、基本的に店頭に立ったり、お客様と直接お会いする機会がほとんどありませんでした。
しかし、社長から「あなたは店頭にも立ってもらいたい。」と言われ、イベント担当に任命され、年に何度か行われる、たくさんの企業の方が出店するイベントの際には立ち合わせてもらいました。
イベントでは、そこで初めて買われる方や、いつもカフェに来てくださる方々と交流することができたので、出店準備は大変でしたが、私がやりがいを感じることのできる場所でした。
また、ホームページにはネットショップもあり、そこで注文する際に、感想を書いてくださる方もいたので、それを見るととても嬉しかったです。
長くなりそうなので、前編と後編に分けることにしました。
ひとまず、前編はここまで☺︎
後編も読んでもらえたら、嬉しいです♩