みなさん、こんにちは☺︎
今日は、私が身につけたい力、「鈍感力」について考えていきたいと思います。
なぜ、鈍感力なのか
私は、基本的に共感力が高く、とにかく人から嫌われたくない、人と争いたくないからいい人でいたい、という気持ちがあります。
そのため、その時は特に何も気にせず言った事に対して、後から相手がどう受け取ったのかが急に気になり、その後の相手の反応を伺い、一喜一憂して1人で疲れ果ててしまうことが多々あります。
特に目に見えないものほど不安は募るため、いつも主人からはそんなこと気にしてもしょうがないから、考えても無駄なエネルギーを使って疲れるだけだよ。と言われ、私も頭の中ではわかっていてもつい気にしてしまいます。
多少の空気を読むことは必要だけど、読みすぎる必要はないとわかっていても、少しでも機嫌の悪い人がいると、自分が何かした訳でなくても気持ちが落ち込んでしまうことがあります。
最近では、繊細で敏感すぎる人のことを「過敏症」や「HSP」と呼び、生まれつき非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人は5人に1人はいるそうです。
私は5人に1人もいるということに、とても驚きました。同時に、鈍感になることで、日常生活でのストレスが少しでも軽くなれば、みんながどんなにラクに生きられるだろう。と思いました。
これまでの経験の中で、鈍感力が強すぎる人は何人も見てきました。
私の個人的な見解ですが、私が出会った鈍感力が強すぎる人は、相手のことを全く気にせず、とてもポジティブ思考でした。そのため、喜怒哀楽が激しく、機嫌が悪い時は平気で人に当たってきます。どこの環境に行ってもこういう人は必ず1人や、2人はいました。
そもそもそういう自己中心的な人を鈍感力が強すぎる人と認識して良いのかどうかわかりませんが、私は鈍感力と自己中心的思考は紙一重であり、他人に危害を与えるかどうかが判断基準になるのではないかと思います。
ただでさえ何が正しいのかさえもわからず、全員が全員でお互いを査定し合い、相互の評価が厳しい現代社会では、自然と過敏にならざるおえない状態です。
これからの時代を強く生き抜いて欲しい娘のためにも、私自身が、多少の鈍感力を身につける必要があると今回改めて感じました。
鈍感力を調べていると、鈍感力は心の習慣で身につけることができると書いてあり、実際に鈍感になる練習を行っている方も結構いるようです。
私が実際にやってみようと思ったものは、以下の5つです。
相手に一切期待しない
第一に、“ 相手が自分の事をどう思っているのか ” などと相手を推測することは、相手に期待をしているからである。
期待しない練習をすることで、ガッカリすることもイラッとすることも無くなり、常に誰に対してもフラットな気持ちで接することが出来るため、平常心を保つことができる。
そもそも他人が自分の期待通りに変わってくれることなんてないということを頭に入れておくことが大切である。
完璧や理想を捨て、60点主義から始める
元々繊細な人は、小さな所まで気にしすぎて、不完全な部分があってはならないと完璧主義に陥ってしまっているため、生きづらさを感じたり、物事が進まなくなってしまう傾向にある。
そのため、自分はこうあるべきだという理想や完璧を捨て、最初から60点くらいの出来の小さなたたき台のようなものを作ることから始め、そこから修正をしていく練習をすることが大切である。
いい人になるのを辞め、いい加減になる
いい人というのは、他人の意向に敏感な人であり、それがゆくゆくストレスになってしまうため、いい加減くらいが丁度いい。ここでいういい加減とは、無理しない範囲のことを指す。
人付き合いであれば、自分が耐えられる範囲を把握し、距離感をちゃんと掴むことが大切。
自分をよく見せようとしすぎないことが基本になるため、不特定多数にいい人と思われなくても、“ 1人や2人でも、自分をわかってくれる人がいればいい” という心持ちを持つことで、身の周りやみんなにいい人と思われるように無理して振る舞う必要はなくなる。
志を立てて、他人の目を捨てる
そもそも、人から褒められたいという気持ちは捨てる必要がある。
人からの評価ではなく、自分が好きだからやっているというように、モチベーションを他人に求めないことが大切。
志を立てることで他人の言動に左右されることがなくなり、使命感を持ってやり遂げたいことを定めることで、自分の基準で物事を進めることができる。
不安や心配事は実際には起こらない
心配していることを考えて気分が落ち込んでしまう人は、その心配事が起きる可能性や、確率をまず考えてみること(統計的な思考)が大切。
すると、その心配事や不安が現実的にどのくらいの程度のものなのかがわかる。
心配事が増えると心が暗くなってしまうため、確率を出し、滅多に起こらないような心配事や不安は無視するか、どっちでもいいやと一息つく。そして「まぁ、どっちでもいいや」というのを口癖にする練習をすることで、心配事を減らすことができる。
まとめ
これらの5つの思考を身につけることで、鈍感力は確実に上がり、これまで降りかかっていた日常のストレスを少しでも軽減させることができたら、以前よりもずっとラクに生きられるように思えました。
鈍感力を磨くことは、いちいち他人の声に左右されず、ガッカリして落ち込んだり、傷付いたりしないため、前に進む推進力を高めてくれるものだそうです。
そして、この5つの思考は子育てをする上でもとても役立つものなので、心の習慣で鈍感力を身につけ、家族皆んなが不安な気持ちやストレスを溜めずに、穏やかに過ごせる環境作りをしていきたいと改めて思いました☺︎
のっぽ母さん、頑張ります\( ˆoˆ )/✨